仕事の中で実感した
自身の成長は?
私は2005年に整備職として入社してから現在に至るまで、さまざまなフィールドで多種多様な業務を経験し、その一つひとつで自分の成長を感じてきました。入社して9年間は営業所や機械センターで建設機械整備のいろはを学ぶとともに専門性の高い高度な業務に取り組み、2014年には整備責任者となって自身や拠店メンバーの技術向上やお客さまへの提案力強化に邁進。2019年からは、当社が県内に1店舗のみ出店しているエリアに赴任しました。そこで取引拡大、知識・技術浸透に取り組む中で、難易度の高い課題に対する解決力やチームマネジメントスキルを磨いてきました。そして2022年より、サービス企画チームに異動し、デジタルを駆使した全社的なビジネス・オペレーション改善業務に携わっています。その中で、これまでとは異なるソフトウェアやデジタルツール分野の知識や技術を駆使して、基幹システム改修や業務プロセス標準化を推進しています。
このようなキャリアを歩んできた中で思うのが、当社には技術力向上やマネジメントに関する視座の獲得にあわせて次なるチャレンジがあり、成長実感につながる機会が豊富にあること。さらに、資格取得支援やメーカー研修、海外視察などの充実した教育体制、技術をしっかりと継承していく風土が存在し、腕を磨きたい、知識を身につけたいとの思いにしっかりと応えてくれる環境があると断言できます。
ターニングポイントとなった
できごとは?
2019年に一般社団法人日本建設機械レンタル協会の分科会に当社を代表して参加できたことです。営業所において整備を担う中で懸命に取り組み続けてきたことを当時の上長が評価してくださり、さらなる成長のためにと分科会への参加を勧めてもらいました。実施に参加したその分科会では、可搬形発電機整備技術者という試験・資格講習のコンピューターベースドテスト(CBT)とe-learningへの切り替えに関して、設問やテストのあり方を1年にわたり検討してきました。同業他社や建設機械メーカーをはじめ多様な方とともにさまざまなディスカッションを行いながら、試験・資格講習のDXに取り組めた経験は、非常に多くの学びや刺激を得られたことはもちろん、私のキャリアの中でも忘れられないターニングポイントとなりました。それと同時に、整備の現場からこのような貴重な機会に抜擢され、自社を超えて業界全体の未来へ貢献していく一翼を担えたことを誇りに思っています。
これからの目標は?
当社では、現場における機械の整備はもちろん、サービス職がその経験をベースにさまざまなキャリアを歩めます。たとえば、整備士として工具を握り続け技術を極める人、営業所や支店のマネジメントを担う人、営業や管理へと職種を転換する人、またその活躍を海外へ広げることも可能です。私は現在、入社当初は想像もしていなかった業務フロー改善を軸としたDX推進業務を本社で経験し、現在は活動の場を海外へ移し「ニッケングリーンカンパニー構想」実現のために全力で取り組んでいます。会社が与えてくれた大きなチャンスを無駄にできないプレッシャーを感じつつも、日々自分自身の成長を実感しています。これまで得た経験に加え、海外での経験もまた私にとって大きな財産の一つになることは間違いありません。私自身がそうであるように、自ら可能性を拓くことで多様なキャリアにつながっていくことを多くの社員に示すとともに、当社の人材がより活躍できる環境を整え、人材面でのレベルアップに寄与していきたいと考えています。そのためにも機械整備で得た技術、資格取得や整備業務で得た知識、本社業務で得た幅広い経験、これまでに出会った方々との人脈を武器に、海外グループ会社のさらなる成長という非常にチャレンジングな業務に全力で取り組むと同時に、私自身がつねに新しい知識やスキルの獲得に挑み続け、レンタルのニッケンとグループ会社全体のさらなる発展のために取り組んでいきたいと思います。