ニッケンの戦略を語ろう。

空中太郎
他にはない技術が求められ、身につけていける、それがレンタルのニッケン 取締役 常務執行役員 空中太郎
三菱商事グループを構成する事業者としての強みがある

レンタルのニッケンのビジネスを 力強く牽引する存在が整備職

建機レンタルを担う当社のビジネスモデルは
全国津々浦々の整備職社員の技術力に支えられています。
整備職を取りまとめ、技術を通じた価値提供を目指す技術・サービス本部は
現在、「なおすわざ×つくるわざ」をキーワードに掲げ、
当社は4,700種類、120万点にわたる多数の商品を
最低でも10年以上にわたって運用し、
日本のものづくりの現場を支えています。
長い期間にわたり高頻度で貸し出す中、
故障せずに使い続けられる機械は存在しません。
だからこそ機械をつねに整備し、安心・安全に運用してもらうための
「なおすわざ」に支えられた機械管理の提供にこそ、
本質的な価値があると考えています。
多数の商品の特性を知悉し、事前の予防から事後の修理までを担う、
高度な技術力をもって最後の1日まで使い続けていく、
それを可能にするために他にはない技術知見を蓄積し、
力強く牽引するのが機械整備を司る整備職です。

プロダクトアウトをベースに マーケットインのものづくりを 進めていく

「なおすわざ」を駆使して整備した膨大な商品貸出による
安全・安心の提供に加え、当社の強みであるのが「つくるわざ」。
自社で機械を製造する機能を有し、独自の商品開発を進めています。
当社の商品開発は1977年に始まり、
これまでにメーカーが市販していない特殊製品を生み出し、
その数は、8.3万台に及びます。
その中には現在までにわたって使用されている
ロングセラー商品も多く存在します。
こうした膨大な実績を積み重ねてきた私たちが大切にしているのが、
プロダクトアウトの考えを包含したマーケットインの発想です。
目の前の顧客が望むもの、売れるものだけをつくるのは
一見効率的に見えますが、それだけでは時代を超えて
使われ続けていく機械を生み出すことはできません。
短期的な市場ニーズを把握しつつ、
中長期的な視座のもとで自信を持って良いと言えるものをつくり、
貸し出しを通して世の中に普及させていく考えを堅持しています。
その一環として、毎年、全国の整備職が参加する
社内アイデア製品コンテストを開催し、
身の回りで困っている設備や工具、部品に関する改善について
一人ひとりのアイデアを結集し、良いものを全社の
スタンダードにしていく次世代の新商品開発を推進しています。

DX 内部構造改革 環境EX

多様な力の試される フィールドで 一流の整備職を目指してほしい

レンタルビジネスを高度化し、
循環型社会への付加価値を認められる企業となる、
それが当社の掲げるニッケングリーンカンパニー構想です。
現在はそのスタート地点にあり、さまざまな力を融合した
さらなる価値創造へ向けて歩んでいます。
必要なときに必要なものを必要な分だけ利用できるレンタルの合理性、
整備職の腕による商品の再生回転力、
デジタルシフトやサステナビリティーを踏まえた商品ニーズの発掘力、
自社で製造できる開発力、三菱商事グループの調達力、
そのすべてが当社の成長エンジンであり、
未来のニッケンへとつながっていくと考えています。
このような複数の力を組み合わせ、新たなステージを歩む当社だからこそ、
技術の地平を切り拓いていく、
壮大なチャレンジがあなたの目の前に広がっています。
ここでぜひ一流の整備職を目指し、
技術を通じて世の中に新価値を創造していってほしいと思っています。