レンタルで循環型社会に貢献する。これが当社のパーパスであり、モノの所有から効率利用への流れを加速させ、人手不足解決や環境負荷低減につなげていくことを目指しています。そして、そのパーパス実現へ向けて当社は中長期経営計画としてニッケングリーンカンパニー構想を掲げました。そこでデジタル技術や商品開発力を活用し、新たなソリューション提供を通して継続的に純利益100億円を達成する企業となるマイルストーンを設定しています。そのための重点分野が、DX(デジタルトランスフォーメーション)、EX(エンバイロメント・エネルギートランスフォーメーション)、内部構造改革です。そして、2030年を見据えた事業拡大と健全なビジネス基盤獲得、その先にゴーイングコンサーンの考えもとレンタルのニッケンが価値ある企業としてお客さまに認められ、永続的な成長を続けていく未来を描いています。
ニッケングリーンカンパニー構想では、2030年に連結売上を1,195億円から2,000億円に、純利益を35億円から100億円超に引き上げる野心的な目標を設定しています。これを達成するにはこれまでのビジネスの延長線上に拡大を描くのでは不十分であり、新たな案件獲得・価値創出をしなくてはなりません。その方策として、DX、コスト削減、人員増加、設備投資、M&A、拠点戦略明確化などの多様な施策の実行を見据えています。