東京支店
有明営業所長瀬戸内 一平
2006年に営業職として入社。練馬営業所で営業職を務め、2020年に所長に就任。2023年に有明営業所の所長となり、現在に至る。
レンタルで循環型社会に貢献し、
2030年に純利益100億円超の会社へ。
それがレンタルのニッケンの
中長期経営計画である
ニッケングリーンカンパニー構想で目指す
ビジネスの将来像。
東京支店 有明営業所長を務め、その達成へ挑む
瀬戸内が2030年の同社のあり方、
そこへ向けた営業拡大について語る。
東京支店
有明営業所長瀬戸内 一平
2006年に営業職として入社。練馬営業所で営業職を務め、2020年に所長に就任。2023年に有明営業所の所長となり、現在に至る。
レンタルで循環型社会に貢献し、
2030年に純利益100億円超の会社へ。
それがレンタルのニッケンの
中長期経営計画である
ニッケングリーンカンパニー構想で目指す
ビジネスの将来像。
東京支店 有明営業所長を務め、その達成へ挑む
瀬戸内が2030年の同社のあり方、
そこへ向けた営業拡大について語る。
レンタルで循環型社会に貢献する。これが当社のパーパスであり、モノの所有から効率利用への流れを加速させ、人手不足解決や環境負荷低減につなげていくことを目指しています。そして、そのパーパス実現へ向けて当社は中長期経営計画としてニッケングリーンカンパニー構想を掲げました。そこでデジタル技術や商品開発力を活用し、新たなソリューション提供を通して継続的に純利益100億円を達成する企業となるマイルストーンを設定しています。そのための重点分野が、DX(デジタルトランスフォーメーション)、EX(エンバイロメント・エネルギートランスフォーメーション)、内部構造改革です。そして、2030年を見据えた事業拡大と健全なビジネス基盤獲得、その先にゴーイングコンサーンの考えもとレンタルのニッケンが価値ある企業としてお客さまに認められ、永続的な成長を続けていく未来を描いています。
ニッケングリーンカンパニー構想では、2030年に連結売上を1,195億円から2,000億円に、純利益を35億円から100億円超に引き上げる野心的な目標を設定しています。これを達成するにはこれまでのビジネスの延長線上に拡大を描くのでは不十分であり、新たな案件獲得・価値創出をしなくてはなりません。その方策として、DX、コスト削減、人員増加、設備投資、M&A、拠点戦略明確化などの多様な施策の実行を見据えています。
ニッケングリーンカンパニー構想において注力分野の一つであり、私のポジションに密接に関わってくるのが拠点戦略の明確化です。関東エリアでは売上600億円達成を目指すKANTO VISION 600という目標のもと拠点の統廃合や担当工種の割当による営業体制再構築を行い、事業拡大に取り組んでいます。その中で大きな期待が寄せられているのが東京支店であり、私が所長を務める有明営業所はその管轄下にあります。当営業所は多様な工種の中でオフィスビルや商業施設などの建築に強みを有し、活況を呈している建築業界において案件拡大への好機を迎えています。そこで当社の強みをさらに伸長し、新規取引につなげていくのが私のミッション。目下、私が管轄する東京都東部エリアではプロジェクト案件と呼ばれる大型の建設工事が多数進んでいます。そこでの価値創出へ、営業所横断型の会議体、建築利益会議を立ち上げ、ソリューション強化・連携緊密化の取り組みを推進しています。
現在、東京駅付近の再開発が進んでおり、トーチタワーと名付けられた地上62階、地下4階、高さ385mのビルが2028年に竣工予定となっています。これは2023年に竣工した麻布台ヒルズを抜いて、ビルとして日本一の高さを有します。通常、建築において延面積が1万平米を超えるものが大型案件として扱われる中、このプロジェクトの延面積は55万平米超となっており、非常に大規模な建設案件です。さらに天井高が6m程度と一般的な高層建築よりも高く設定されています。そのため当社の主力取扱製品である高所作業車をはじめとするMM機械(ミニマシーン)の稼働が高く見込まれており、この分野において他社と一線を画し、当社レンタルビジネスが現場に大きく寄与できると考えています。当営業所の取引の中でも大きな比重を占めるものとしてこれから数年にわたって継続する案件であり、現在さまざまな協議を進めています。この他にも東京をはじめとする多数の再開発・大型建築工事が計画されている中、今後も当社の建築分野への強みを活用し、多くのプロジェクト案件で価値を発揮していくべく歩んでいきます。そこには、注目度高い大型プロジェクト案件に関わり、日本のこれからの建築に貢献していける、ここならではの大きなやりがいが存在すると思っています。