PRESS RELEASE
2025/06/04

AI配筋検査端末「Field Bar® FB-200」レンタル開始

~建設業界における配筋検査のさらなる生産性向上に貢献~

※Field Bar(R)は、三菱電機エンジニアリング株式会社の登録商標です。

CSPI-EXPO2025(第7回国際建設・測量展)にて出展致します

会期:25年6月18日(水)~21日(土)10:00~17:00(最終日21日のみ16:00)

会場:幕張メッセ 展示ホール1~6・屋外展示場


株式会社レンタルのニッケン(本社:東京都港区、社長:齊藤良幸)は、この度、三菱電機エンジニアリング株式会社様(本社:東京都千代田区、社長: 齊藤 譲)が25年3月より販売開始されたAI配筋検査端末「Field Bar FB-200」のレンタルを開始致しました。
建設現場において配筋検査の省力化を実現するAI配筋検査端末の新製品として、広範囲および湾曲面の検査や軽量化を実現するとともに、タブレット部とステレオカメラ部を分離可能な製品となっております。



AI配筋検査端末「Field Bar FB-200」の主な特長

  • (1)Field Bar FB-110と比較して約2倍の広範囲検査が可能
  • (2)湾曲計測モードの搭載により、トンネル内部など湾曲面の配筋検査が可能
  • (3)タブレット部とステレオカメラ部を分離可能とし、操作性が向上
  • (4)Field Bar FB-110と比較して、製品総重量約20%減の軽量化を実現

AI配筋検査端末「Field Bar FB-200」の主な特長(詳細)

  • 1.Field Bar FB-110比約2倍の広範囲検査が可能

    広角カメラの採用により、Field Bar FB-110比で約2倍の広範囲検査を可能とし、約300㎜ごとに組まれた鉄筋10間隔分の検査を1回の撮影で実現しました。


  • 2.湾曲計測モードの搭載により、トンネル内部など湾曲面の配筋検査が可能

    これまで三菱電機エンジニアリング株式会社様が培ったAI配筋検査のノウハウと、湾曲に沿って配筋を計測する湾曲計測モードの搭載により、トンネル内部のような湾曲面(半径6m以上)の配筋検査を可能としました。


  • 3.タブレット部とステレオカメラ部を分離可能とし、操作性が向上

    従来の一体型での検査に加えて、Field Bar FB-110と同様の左右2台のカメラで構成するステレオカメラ部とタブレット部を分離させた検査も可能としました。これにより、高い位置の計測や下段配筋の計測に対する操作性が大幅に向上しました。


  • 4.Field Bar FB-110と比較して、製品総重量約20%減の軽量化を実現

    素材や構造などの見直しにより、Field Bar FB-110と比較して約20%減となる製品総重量約1.9kgの軽量化を実現しました。これにより、作業の負担軽減に貢献します。


Field Bar FB-110からの継承(特徴)

  • (1)三菱電機独自のAI技術「Maisart(マイサート)」※1を搭載した「AI配筋計測技術」により、手間なくスピーディに高精度なデジタル配筋検査を実現※2(鉄筋本数、鉄筋径、鉄筋間隔等)
  • (2)配筋検査帳票生成ツール(配筋検査帳票作成〜検査〜報告書作成まで自動実施)との連携により検査報告書作成を含む検査時間を約60%短縮※3
  • (3)防水仕様、屋外でも見やすいディスプレイの採用により過酷な屋外環境での利用を考慮したデジタル配筋検査を実現
  • (4)操作ガイダンス表示などにより、分かりやすい操作性を実現
    ・デジタル配筋検査の手順、進行状況を画面の下部にガイダンス表示し、操作を支援
    ・撮影した画像上に配筋検出、配筋径、鉄筋間隔などを表示。分かりやすい検査結果確認を実現
  • (5)作業効率化に向けた支援機能を搭載
    ・撮影条件により、1回の撮影で上段・下段の計測が可能
    ・専用テープロッド使用により、広範囲の計測を移動して撮影、処理することが可能
  • (6)デジタル工事写真に対応し、現場撮影の省力化・工事写真の改ざん防止を実現
    ・工事写真に生産性と信憑性をもたらす小黒板情報電子化に対応※4
    ・原本画像の信憑性を担保し、マーカや計測結果、小黒板など表示する工事写真レイヤ化に対応

※1:Mitsubishi Electric’s AI creates the State-of-the-ART in technology の略。全ての機器をより賢くすることを目指した三菱電機株式会社の AI 技術ブランドです。
※2:当社計測実績
※3:従来の配筋検査との比較において。建築構造物の規模等により導入効果は異なります。
※4:一般社団法人施行管理ソフトウェア産業協会 検定合格


主な仕様

項目 仕様
鉄筋検出 検出率 約100%※5(ただし過検出を含む、撮影条件等による)
対象鉄筋 D10~D51※6(判定率94%、ただし撮影条件等による)
平均鉄筋間隔 0.3φ以下(φは鉄筋径)、床版工は±5㎜以下
外径/質量 カメラ部:幅200㎜×奥行53㎜×高さ35㎜ 約0.4㎏
タブレット部:幅301㎜×奥行24㎜×高さ203㎜ 約1.5㎏
(タブレット取付時:幅301㎜×奥行67㎜×高さ240㎜ 約1.9㎏)
周囲温度 -10~+40度

※5:撮影画像から鉄筋を検出する確率(過検出あり)また、撮影条件、対象配筋によります。
※6:撮影画像から鉄筋の太さを判定。D10(太さ約10㎜)からD51(同51㎜)まで3㎜単位で設定されている種類を判別可能


製品HP

https://www.mee.co.jp/sales/ict/aihaikin/


商標関連

「Field Bar」は、三菱電機エンジニアリング株式会社の登録商標です。


レンタルのニッケングループは、今後も「お客様の困った」に耳を傾け、安全施工・作業の効率化を推進してまいります。

詳細はこちら→ AI配筋検査端末「Field Bar® FB-200」レンタル開始(PDF)

■報道関連のお問い合わせ先
株式会社レンタルのニッケン 広報チーム
TEL:03-6775-7825