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SPECIAL CONTENTS私の就活失敗談白鳩 幸の場合

白鳩 幸 2019年4月新卒入社
東京北営業所:内勤営業

文学部の歴史学科では
自己アピールができない!?

就活開始の時点では、自分に合う会社がどういうところなのか、正直わかりませんでした。というのも、私は文学部歴史学科の学生で、学生時代は古墳の発掘に明け暮れていたこともあり、営利を目的とする“カイシャ”とは、かけ離れた存在だと思っていたから。つまり、「文学部歴史学科なんて、役に立たないだろうと思われる」と想像していたのです。もちろん、文学部歴史学科などというと、博物館の学芸員などといった専門職をイメージする人が多いと思いますし、周りでも同じような悩みを持っている人がいました。そんな悩みを抱えていた私が応募した企業は、当社以外だと、文房具を扱う企業やエンタメ系など、考古学とはなんら関係のない会社ばかり。いざ面接という際に、「どうしてウチの会社に?」と聞かれた場合、どう答えればいいのか? そこはかなり悩みましたし、なかなか答えも出ませんでした。私が考えていた「世間一般のイメージ」をどう覆していけばいいのか、それが私の就活における、最初にして最大のテーマだったのです。

悩んだからこそ気づけたことも
自分を目立たせる裏ワザ

面接に自信はなかったものの、まず面接まで選考を進んでいかなければ扉が開かれることはありません。ですから、エントリーシートの見せ方に工夫を凝らし、採用担当の方に「お?」と思っていただけるよう心がけました。具体的には、写真やイラストを使ったり、重要なポイントに色付けしたりして、視覚的に楽しいエントリーシートにしました。特に誰に何を言われてしたわけではなく、自分が採用担当の立場になったときに、どういう人なら面白いか、興味を持つかを純粋に追求した結果です。今思えば、文学部で論文をどう構成したらわかりやすいのかを考え抜いたことが役に立ったのかもしれませんね。エントリーシートの内容も、結局は文学部での研究成果を中心に構成しましたし、コンプレックスだった「文学部歴史学科」の看板が、自分の中でだんだんと武器になっていくのを感じました。自信がつき始めたことも作用したのでしょう、エントリーシートで落とされたことは一度もありません。これは私のちょっとした自慢です(笑)。

「素の自分を出せばいい」
割り切ったことがいい方向に

当時、エントリーシートの書き方や面接の本なども一応読みました。本に登場する人物例のスペックが高すぎて、私にはあまり参考にはなりませんでしたが、少なくとも「素の自分を出し切れ」という趣旨のことはメッセージとして受け取れました。ですから、面接でも素の自分を出せばいいと割り切り、まな板の上の鯉のつもりで臨みました。結局、自分以上のものは出せないし、もし失敗したとしても誰にも迷惑はかかりませんから(笑)。そう思うと緊張はなくなり、自信をもって面接で自己アピールをすることができました。それが面接官にも伝わったというのもあるのか、大学での研究にも興味を持ってくださる方が多く、これは嬉しい誤算でしたね。いよいよ調子に乗って(笑)、「発掘調査を通じて忍耐力や協調性が培われました」というように、うまく研究と自己アピールをつなげていきました。

素の自分を受け止めてくれる
企業はきっとあるはず

レンタルのニッケンの面接では、土にまみれて発掘してきた経験から、現場にいる人たちの気持ちがわかることをアピール。実際に、発掘現場では「あのスコップが欲しい」「今すぐこれを持ってきて!」ということが頻繁に起こるのです。発掘現場で「これが今あれば…」という思いをした経験が、お客さまのニーズに応える武器になる…そうした趣旨のことを話しました。ニッチな研究をしてきたことが、逆に話のネタになるという事実が、私の当初の思い込みを払拭してくれました。私は開き直って、素の自分で勝負することで道が拓けましたが、もし思い込みのままに行動していたらと思うとぞっとします。勝手にダメなイメージを作って、そこに怯えているのはすごくもったいないですよね。素の自分を受け止めてくれる会社…私にとってはレンタルのニッケンでしたが…それが自分に合う企業なんだと思います。